住用のマングローブの原生林 【奄美の観光スポット第1位】
住用のマングローブ原生林は国内2位の広さです。マングローブは河川と海からの海水が交わる環境のことを言います。マングローブが広がっている地域は、地形的に河川の流れが緩やかで、遠浅の海岸線が広がる環境が重要になってきます。引き潮になると、河川の上流からの流れだけになり、長い長い年月で干潟でき、そこに樹木が密生する場所で、潮が満ちてくると、干潟は、河川上流からと海から供給される有機物が集まって分解される場所になるため、さまざまな動物に生息環境を与えます。住用のマングローブ原生林は、国定公園特別保護地区に指定されています。
マングローブ原生林の中は水路が複雑に入り組んでおり、水路の中をカヌーで観光できるため、奄美の観光スポットでは1位で、多くの観光客が訪れています。観光客にカヌーを貸し出している所は2社あります。料金も貸し出す時間もほとんど変わりません。1500円で60分ほど貸し出してくれます。奄美市内から車で30分弱かかりますので、近場を観光したり、カヌーの漕ぎ方を習ったり、待ち時間も含め半日は見ておいたほうがよいかと思います。一人乗りや、複数人数用があり、漕ぐのを頼みたい方は割増になりますが、お願いすることもできます。